「鹿野苑」。「ろくやおん」と読みます。「鹿野苑」は、法界寺住職の私が主宰する音楽集団です。私は、ここ数年来、法話や講演活動に、「語り唄」と名付けた“いのち”や“こころ”を主題とした自作のメッセージ・ソングを取り入れてきました。何十分ものお話よりも、何分かの「語り唄」の方が、人の心により深く響くことがあるように思えたからです。 初めは、ギター一本の弾き語りでしたが、いつしか、手伝ってくれる仲間達が一人二人と集まって来ました。住職のサポート音楽集団「鹿野苑(ろくやおん)」の誕生です。鹿野苑の仲間たちは、演奏だけでなく、音響や照明も担当します。寺の会館で毎月行っている「法話と音楽のつどい」はもちろん、各種学習会や研修会等の講演にも同行し、サポートしてくれています。